今日は朝6時より、自分が所属している春日井市倫理法人会で講話をさせて頂きました。「人は鏡、万象はわが師」というテーマで、これまで出会った人から全て学んできたことを話しました。幼稚園園長と公職者の仕事は必ず人間が相手なので、思うようにいかなかった時にどうやって気持ちを切り替えてきたか、そこから何を学んできたか、失敗談も紹介しながら話を進めました。
今の自分があるのは両親のお蔭、でも父親からは大変厳しく、母親からはとても過保護に育てられました。その影響で不登校だった私を、小学校の担任の先生が励ましてくれてお転婆な子に変身。いつもリーダー的役割を任せられて、それが現在につながってきたようです。この倫理法人会はしばらく幽霊会員で、本格的に参加したのは7年前。幼稚園園長・県議会議員として壁にぶつかったからです。
顔面蒼白事件①~③として、事務所のスタッフとの葛藤から選挙結果が思うようにいかなかったこと、幼稚園職員のミスから幼稚園教諭免許が取り消しになってしまい、再度教員研修を受けて免許復活と共に、併せて保育士資格も取ったことを話しました。そして幼稚園がうまくいかなかった時、私立幼稚園経営者として、経営の元である「三方良し」の原点に戻って自分を見つめたのです。
売り手良し(自分、職員)、買い手良し(保護者、園児)、世間良し(第三者、社会)の幸せを願って、という基本に戻ってもう一度立て直しました。議員として幼児教育無償化を丹羽代議士と共に進めたことが、幼稚園経営者にとっても若年層の保護者にとっても歓迎され、少しは社会の役に立てたのかなと思います。朝食会で皆様から心温まるご感想を頂き、皆様も私の師と改めて思いました。